炭酸塩硬度(KH)とは?pHとの深い関係も

目次
炭酸塩硬度(KH)とは?
炭酸塩硬度(KH)は水に溶ける炭酸塩と炭酸水素塩の濃度を数値化したものです。
炭酸塩硬度とpH値は相互依存関係にあり、pHを管理する上での重要なパラメータです。
KHが高いほど、pHは高くなり(アルカリ性になる)、KHが低いほどpHは低くなる(酸性になる)傾向にあります。
KHの測定と目標値
水質テスト6in1の試験紙を1秒つけて取り出します。
そのまま余分な水は振り払わずに、60秒間保持します。
色見本と比較して、KHの値をチェックします。
一般的な目安は 40~120mg/Lになります。
KHとpHの関係性
KHとpHは密接に関連しています。KHが高い水はバッファー効果が強いため、pHが安定しやすくなります。
例えば、KHが低い場合、魚や水草の代謝活動や外部からの影響でpHが大きく変動する可能性が高まります。
pHの変動は魚や水草にストレスを与えるため、KHを適切に保つことで水質を安定させ、生体や水草に快適な環境を作ることができます。
KHを上げたい場合
KHを上げたい場合の対処方法は以下のようになります。
- 添加剤を使用する
- 重曹(炭酸水素ナトリウム)の使用
- 石や石灰岩の使用
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
✔️添加剤を使用する
市販の添加剤を使うのが簡単な方法です。KHを上げる(=pHも上がる)ことなので、pHを上げる効果のある添加剤でも大丈夫です。
✔️重曹(炭酸水素ナトリウム)の使用
少量の重曹を水槽に加えることでKHを上げることができます。
ただし、pHも同時に上昇するため、注意深く計測しながら少しずつ追加することが重要です。
✔️岩や石灰岩の使用
水槽内に岩や石灰岩を設置すると、徐々にKHが上がります。特に硬度の低い軟水環境で自然にKHを上げたい場合に効果的です。
KHを下げたい場合
KHを下げたい場合の対処方法は以下のようになります。
- ピートモスを使う
- 添加剤を使用する
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
✔️ピートモスを使う
水生の植物などが堆積できた泥を砕いたものです。
KHを下げたい(=pHも下がる)場合にピートモスをネットに入れて、ろ材と一緒にフィルターに入れておきます。
ピートモスをフィルターに入れることで、炭酸塩が減少し、KHが下がります。
また、自然なpH調整効果も期待できます。
ピートモスは1ヶ月程度を目安に交換、または取り除きましょう。
✔️添加剤を使用する
市販の添加剤を使用するのが簡単な方法です。KHを下げる(=pHも下がる)ことなので、pHを下げる効果のある添加剤でも大丈夫です。
ご覧いただき、ありがとうございました。


