硝酸塩濃度が高い時、どうすればいい?

硝酸塩(NO3 )とは、どのような物質?

硝酸塩(NO3)は「WISELABOアクアリウム水質テスト6in1」水質検査キット最上部のパラメータです。

硝酸塩は生物ろ過サイクルでお魚などのフンや餌の残りをバクテリアが分解し、最終的に生成される物質です。
(生物ろ過サイクルについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。)

硝酸塩はアンモニアや亜硝酸塩ほど有害ではありませんが、蓄積されやすく、濃度が高くなると生体が病気にかかりやすくなったりします。

また、硝酸塩は酸性の化合物であるため、硝酸塩が蓄積すると、水槽内の水質が徐々に酸性になってしまいます。
つまりpHが低くなってしまうのです。

硝酸塩(NO3 )の測定と基準値

水質テスト6in1の試験紙を1秒つけて取り出します。
そのまま余分な水は振り払わずに、60秒間保持します。
ボトルの色見本と比較して、硝酸塩の値をチェックします。

硝酸塩の目標値は25mg/L以下です。

硝酸塩濃度が高くなってしまう原因

硝酸塩濃度が高くなってしまう主な原因は以下の通りになります。

  1. 水換えの頻度が足りない
  2. 餌を与えすぎている
  3. 水草が足らない
  4. 水槽内の生体が過密状態

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

✔️水換えの頻度が足りない
硝酸塩の濃度が高い一番の原因が水換えの頻度が足らないことによるものです。
定期的な水換えにより、硝酸塩を排出して生体にとって快適な環境を作ってあげましょう。
逆に言えば硝酸塩が高くなった時は、水換えのサインと言えます。
一度に換える水の量は、水槽の1/3程度にしましょう。

✔️餌を与えすぎている
生体が食べきれない餌を与えてしまうと、水槽内で分解され「アンモニア→亜硝酸塩→硝酸塩」と変換されていきます。
食べきれる適量を与えるようにしましょう。

✔️水草が足らない
多くの水草が硝酸塩を吸収して成長のために利用しています。
植物が少ないと、硝酸塩が効率的に取り除かれず、濃度が上がりやすくなります。
水草を植えてみる、増やしてみることを検討しましょう。

✔️水槽内の生体が過密状態
水槽内に魚が多すぎると、水槽内バクテリアのろ過能力を超えてしまい、硝酸塩濃度が上昇する原因になります。
フィルターの能力や魚のサイズなどによっても変わってきますが、1Lあたり1匹を目安にしてみましょう。

硝酸塩濃度を下げる具体的な方法

硝酸塩濃度を下げる具体的な方法を挙げていきます。

  1. 定期的な水換えと底砂の掃除を行う
  2. フィルターの掃除を行う
  3. 水草を増やす
  4. 水槽内の生体を減らす

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

✔️定期的な水換えと底砂の掃除を行う
硝酸塩はバクテリアによって最終的に生成される物質で、水槽内に蓄積しやすいです。
定期的に水槽の1/3 程度を水換えし、硝酸塩を排出することが必要です。
また、底砂にたまった汚れも硝酸塩濃度や亜硝酸塩濃度の上昇を引き起こす原因となります。
アクアリウム専用の水換えポンプを使用し、底砂を巻き上げながら掃除すると溜まった汚れを効率的に取り除けます。

✔️フィルターの掃除を行う
フィルターを水槽内のバクテリアの住み処ですが、同時に汚れが蓄積する場所でもあります。
掃除をする際は、水槽内の水ですすぎ、バクテリアを傷つけないようにしましょう。
目に見える汚れが軽く落ちる程度で大丈夫です。

✔️水草を増やす
水草は水中の硝酸塩を吸収して成長するため、硝酸塩濃度を下げる効果が期待できます。
水草は生体に隠れる場所を提供し、生体のストレス軽減や産卵の促進にも繋がります。
さらに視覚的にも美しく、自然な景観が作れるので、少量から植えてみることをおすすめします。

✔️水槽内の生体を減らす
水槽内が過密状態だと、バクテリアの分解速度が限界を超えてしまい、硝酸塩濃度が高くなることがあります。
過密状態を解消するために、生体を他の水槽に移すなどの対策を検討してみましょう。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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